瀧川公平の日々新
瀧川公平の日々の新しい出来事や感じた事を記載してゆくblog。何の変哲もない日常にも見方を変えれば新しい発見が…。
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Author:瀧川 公平
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(たきがわ こうへい) 1971年11月6日生まれ 蠍座 O型 既婚(娘1人) 職業;自営業 趣味;美術鑑賞・酒飲み・ギャラリー散策 好きな音楽;グランジ系

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ART FOR IS THE SPIRIT
久しぶりに美術館へ行って参りました。
森美術館で開催中の『ART IS FOR THE SPIRIT』!!
政界最高峰のアートフェアART BASELのスポンサーで、世界美術の潮流に多大な影響力を持つスイスの証券会社UBSのコレクションが日本に上陸です。
内容は、それはもう、良質な現代アートが必ず観れるといっても決して過言ではない企画展です。
140点の作品が
「ポートレイトから身体へ」
「造られた世界」
「ランドスケープから宇宙へ」
という3つのセクションに分けられ、非常に鑑賞者を意識した展示方法となっています。

意外と日本人の作品も多く展示されていて、写真が中心という印象ですが、
荒木経惟氏
森村泰昌氏
杉本博司氏
宮本隆司氏
畠山直哉氏
の作品を、海外のメジャー企業が注目した日本人アーティストという見方で鑑賞すると、いつもとは違った感覚で鑑賞できるのではないでしょうか。

唯一残念だったのは、デミアン・ハースト氏のホルマリン漬けを期待していて、(鮫のホルマリン漬けで有名な『生者の心における死の物理的な不可能さ』などはテート・モダンだったような気がしますが…)あの印象だけに平面作品で物足りないという、非常にセルフィッシュな感想ですが…。

それでもマイミクの82kunさんやkeityさんと飲んでいるときに知らなくて恥をかいてしまったジャン=ミッシェル・バスキア氏の作品も観れましたし、NYで知ったアレックス・カッツの作品も、そして新たにチン・ガ氏やチェン・ジエレン氏といった作品を間近で観れて、すこぶる感激です!!なかでも都会の風景を撮り続けているオルヴォ・バルビエーリ氏の『シエナ』やアンドレアス・グルスキー氏の『99セント』、そして畠山さんの作品もタカ・イシイ・ギャラリーで拝見しましたが美術館で観るとまた違いますね。

最初のコレクションが写真(僕のトップ画面の作品です)だったのですが、その後、トンとご無沙汰だった僕に新たな息吹を吹きかけてくれたような気がします。

最終的に一番印象に残ったのはアラーキーの『さっちん』。
子供たちが、貧困という環境に晒されながらも、カラ元気でも、飛び切りの笑顔がとらえられているのですが、物質的豊かさの中で何不自由なく暮らす今の子供たちと、どちらが幸せなのかなぁと考えさせられました。

そして、美術館を後にして最後に出てきた言葉が
「果たして人は、不徳なくして徳を、憎しみ無くして愛を、醜なくして美を考えることができるだろうか?実に悪と悩みのおかげで地球は住むに堪え、人生は生きるに値するのである。」
というアナトール・フランスの言葉。なぜその言葉が出てきたのか、まだ解釈不能ですが、実にスピリチュアルな展覧会でした。

とりあえず来週末はジャン=ミッシェル・バスキアの映画『バスキア』を観て、見聞を広めたいと思います。

以上、久々の美術館鑑賞レポートでした。
寝ます。



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